なぜ運用のゴールを60歳にするのかわからない

なぜ運用のゴールを60歳にするのかわからない

こんにちは、週末の手作り餃子を楽しみに先週を乗り切った井上FP事務所の井上です。

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]我ながら自分の省エネ度合いには驚きますね笑[/voice]

僕は確定拠出年金の質問や相談を受けることが多く、個人型確定拠出年金の制度導入もあり、今後も確定拠出年金についてご相談をいただく機会が増えると思います。

確定拠出年金のご相談をいただくと、ほとんどの方が運用のゴールを60歳と決めるのですが、僕からするとなぜ運用のゴールを60歳と決めつけるかがわかりません。

資金のニーズは人それぞれ

なぜ一時金受け取りするのか

60歳時点で運用をやめないといけない理由があれば、60歳時点で運用をやめてもいいと思うのですが、ほとんどの人の場合、60歳時点でまとまった費用を受け取らない方がいいのではないかと思います。

では、反対に60歳時点でまとまった費用が必要な場合を考えてみましょう。

一番多いのは60歳を過ぎても住宅ローンが残っているケースでしょう。
会社の退職金がない場合は、運用したお金を住宅ローンの返済に充てざるをえないと思います。
退職金がある会社の人は退職金を返済に充てることができれば、まとまった費用も必要ではなくなるでしょう。

次に多いのは、60歳退職してから年金受給までの期間を補うためでしょう。
働かない場合は、退職後は無収入ですから生活費を補う必要があります。

あとは旅行したいとかでしょうが、まとまった費用を全額引き出す必要はないでしょう。

このように考えると、運用資金を老後の年金生活の不足部分に充当したいと思っている人はまとまった費用で受け取るのではなく、運用しながら少しずつ取り崩していく方が総受取額を増やせる可能性があるし、老後のためになるはずです。

運用しながら取り崩す選択もある

60歳時点で積立はやめたとして、仮にまとまったお金が2000万円あった場合に運用した場合としなかった場合を比較してみましょう。

利回り1%の場合

単純計算として、60歳から利回り1%で運用しながら毎月10万円、年間120万円の受け取りをした場合何年間受け取ることが可能でしょうか?

この場合、運用せずに取り崩した場合は16年7ヶ月で無くなりますが、利回り1%で運用できれば18年2ヶ月となり、運用しなかった時より1年6ヶ月期間を延ばすことができます。

想定利回り1%のポートフォリオであれば、かなりリスクも抑えながら運用することが可能です。

利回り2%の場合

利回り2%であれば、毎月10万円ずつ20年3ヶ月の期間に渡り受け取ることが可能です。

運用しなかった時と比較すると3年6ヶ月も受け取り期間が長くなり、受取額も400万円ほど変わってきます。

このように運用しながら受け取ることで老後に使える資金は増やすことが可能ですし、老後にお金がなくなる不安を持っているのであれば運用しながら取り崩す方法をお勧めします。

個人的には、2%くらいの期待リターンのポートフォリオで運用していくのがちょうどいいのかなと思ってます。

定額か定率か

受け取り方は定額受け取りと定率受け取りの2つの方法があります。

定額受け取りとは、さきほどの例のように毎月10万円などのように金額を決めて取り崩していく方法です。
それに対して定率受け取りとは、毎月総資産の5%などのように割合を指定して受け取る方法です。

定額受け取りは、毎月安定的な金額を受け取ることができますが、暴落などの時のダメージが多くなるデメリットがあります。

例えば、60歳時点で2000万円の資金があったとして60歳の受け取り直前で大暴落があったとして資産価値が3割減してしまい、1400万円になったとしましょう。
この時に10万円を取り崩すと、10万円は1400万円の0.7%にあたります。
もし、暴落がなく2000万円の状態で10万円を取り崩していたら全体の0.5%です。

つまり、暴落などで資産が減っても取り崩す金額が変わらないため、元金の減るスピードが速くなります。
暴落などは翌年にまた値を戻すことがほとんどですから、暴落時に多く取り崩すということは、暴落時に投げ売りしているようなもんです。

反対に定率であれば、2000万円の0.5%ずつ取り崩すと毎年受け取る金額は変わりますが、暴落したら受け取り金額が少なくなるけれども、元金の減りが少ない分、長い期間にわたり受け取ることが可能になります。

60歳から80歳まで受け取りをしたいと思うと20年間も運用すると暴落は避けられないでしょうから、リスクを考えて運用するのであれば定率受け取りをする方が老後のライフスタイルに適していると思います。

老後は第2の人生

老後は第2の人生と言われるくらい長い時間があります。
60歳から80歳までの自由時間は、22歳から60歳までの38年間より長いと言われています。

それなのに60歳で運用をやめて預金に入れておくだけなんて、もったいないと思いませんか?
僕はもちろん60歳以降も運用するつもりですし、さきほどお話した定率で取り崩そうと考えています。

老後のために運用をするのなら、老後の受け取り方や運用スタイルも今のうちからある程度考えておいてくださいね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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