【図で簡単理解】GDP説明できますか?高校生でも5分でわかるGDP

【図で簡単理解】GDP説明できますか?高校生でも5分でわかるGDP

こんにちは、福山雅治の結婚よりもジュニアさんの結婚に驚いた元役者FPの井上です。

さて、今日はGDPについて解説したいと思います。皆さんもさすがに言葉は聞いた事あるかと思います。
しかし、言葉はよく聞くけど、説明はできない・・・という方も少なくないと思います。

そんな方のために、図を使って超簡単に理解してもらおうと思います。この記事さえ見れば、GDPをすぐ理解できるようになります。
では、さっそくGDPについて解説していきましょう。

GDPとは国の力を表す

数年前にGDPが「中国に抜かれた」なんてニュースをやっていて、そうなんだ。くらいの理解は皆さんもあるでしょうが、GDPとはなにを示すのでしょうか?

それは、国の経済力です。つまり国の稼ぐ力です。
では、日本を含む世界各国のGDPはどれくらいあるのでしょうか?

GDPランキング

こうやって比較すると、やはりアメリカの経済力はずば抜けていますね。
日本はかつてGDPは世界第2位だったのですが、2010年に中国に抜かれて今じゃ約2倍近い差が生まれています。

ちなみに、中国はこのままいけば2024年にはアメリカのGDPを抜くとも言われています。
では、続いて各国のGDPの成長率を見ていきましょう。

各国の経済成長率

我が国、日本

日本のGDP

日本は高度成長期に非常に高い成長率を誇っていましたが、1990年以降は低成長となり、97年をピークにその後は500兆円前後をうろうろし、09年の大震災の影響にて470兆円まで落ち込みましたが、2015年は500兆円まで戻ると予想されています。

お隣の大国、中国

中国のGDP

さきほどの日本のグラフと比較すると一目瞭然、恐ろしいほどの経済成長率を誇ります。
これだけ成長しても、毎年7%の成長(中国発表)をしているそうです。
※あくまでも中国当局の発表ですので、実際は5%ほどと言われています。

やはり人口が多く、国土が広いだけにスピードが違います。
この成長が鈍化していると懸念されて、『世界同時株安』と呼ばれる株価下落につながり、世界の市場は年初来の上昇分を全て下げた形となりましたね。

世界一の経済大国、アメリカ

アメリカのGDP

アメリカは成熟した先進国ですが、それでも順調に経済成長を続けています。
また、AppleやFacebook、GoogleといったIT企業の発展も目覚しいですね。
また、日本のように少子化問題もなく、世界からお金の集まる名実ともに世界一の大国と言えます。

GDPは、日本人が日本で儲けたトータルの金額

では、もう少しGDPについて見ていきましょう。
経済産業省の子供向けページに以下のような説明がありました。

 GDP(国内総生産)とは、日本の国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総和のことです。GDPはその国の経済の力の目安によく用いられます。また、経済成長率はGDPが1年間でどのくらい伸びたかを表わすものです。経済が好調なときはGDPの成長率は高くなり、逆に不調なときは低くなります。

GDPとは?-経済|経済産業省キッズページ(ページが無くなったようです・・・)
http://www.meti.go.jp/intro/kids/economy/02.html

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]なるほど。
子供に「総和」を使いますか笑[/voice]

などというツッコミはさておき・・・
上の説明でGDPとは「日本の国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総和」とあります。
もっと簡単に言うと、「日本人が日本で儲けたトータルの金額」です。

日本という家族がいて、そこの家族は1億2000万人の大家族で、それぞれがいろんな仕事をしています。
その全員が儲けた金額の合計がGDPが約500兆円だというです。

となりの中国(家)をみれば、約1000兆円稼いでる。
遠くのアメリカ(家)をみれば、約1800兆円稼いでる。

こう考えると、GDPは国の経済力を表しているとご理解いただけると思います。

しかし、GDPには「名目GDP」と「実質GDP」の二つがあるんですね。
んー経済の難しい話になってきましたね。
ご心配いりません。
これは、超簡単な話です。

名目GDPと実質GDPの違い

GDPの中身を見てみましょう

では、名目GDPと実質GDPの話をする前に、ちょっとだけGDPを分解して見てみましょう。

仮に今のあなたは、日本国内のこだわり抜いたお米を使い、最高の具材を詰めておにぎりを販売している人としましょう。
※わかりやすく小さい金額を使います。

この仕事をする上でお米がないと始まりませんね。
あなたは、お米を100円分購入しました。
中に入れる最高級の国内産梅干しを1粒50円で購入しました。
あなたは、思いを込めておにぎりを作り上げて200円で販売することにしました。
そして、見事思いを込めて作ったおにぎりを販売することができました。

これがGDPの縮図です。
GDPは「日本人が日本で儲けたトータルの金額」でしたね。
あなたは日本人で日本で200円儲けたので、この場合のGDPは200円となります。

おにぎりの内訳

梅干しが外国産なら・・・?

もし、国産ではなく外国産の梅干しを使っていれば、GDPは150円となります。
日本国内で生み出されたもののみがGDPに計上されますので、外国産があれば除く必要がありますね。

おにぎりの内訳※外国産あり

このように日本人が日本国内で生産されたものを販売などをすることが繰り返され、日本のGDPは約500兆円となります。
ここまでは大丈夫でしょうか?

では、本題の名目GDPと実質GDPにいきましょう。

見たままが「名目GDP」、物価上昇を考慮するのが「実質GDP」

では、さきほど同様、あなたがおにぎり屋さんの例で見ていきます。

1年目は、梅干しおにぎり200円を100個販売できたとしましょう。
つまり、GDPでいうと20000円ということですね。

2年目も頑張るぞ!と思っていたところに問題が発生します。
天候の影響により、梅干しが不作となり、梅干しの価格が50円だったのが100円に上がってしまいました。
しかし、あなたの梅干しおにぎりは、最高級の国産梅干しがあって初めて成り立ちます。

あなたは悩みます。
がしかし、この梅干しでしか、あの味は表現できない!ということで泣く泣く100円で梅干しを購入します。
そして、その値上げ分を価格に転換させました。

つまり、200円のおにぎりを250円で販売します。

名目GDP

あなたは、値上げしても売り上げは落ちないだろうかと不安になっていましたが、そんな不安を吹き飛ばすようにおにぎりは売れて、去年同様、100個販売することができました!

つまり、儲けは250円×100個となるので、25000円です。
あなたは20000円から25000円へと売り上げを上げることに成功させたわけですね。

しかし、待って下さい。
売り上げが上がったのは「物価が上がったから」であり、あなたの儲け部分は決して増えていませんよね。
ここで出てくるのが、名目GDPと実質GDPです。

実質GDP

「名目GDP」とは、その名の通り見たままの数字を使います。
つまり、この見たままの数字の25000円が2年目の「名目GDP」となります。

しかし、実際は売り上げが上がったのは、物価上昇が原因であり、売り上げた数も100個から変わってないじゃん!という観点から見たのが「実質GDP」です。
「実質GDP」は、名目GDPとは違い、実際に売った数字である100個に注目するわけですね。

つまり、実質のところ物価上昇の50円分を除いた数字である20000円が2年目の「実質GDP」となります。

名目GDPでは、本当の経済成長を計ることができない

このような違いがあり、名目GDPでは物価の上昇も経済が成長した部分としてカウントしてしまうため、正しい成長率を知ることができません。
よって、一般的にGDPがいくら・・・なんてニュースがある時は物価上昇を除いた「実質GDP」で伝えられるのが一般的です。

また、上記のケースでは物価上昇が原因で実質GDPと名目GDPに差が生まれました。

物価上昇、つまりインフレの場合には、実質GDP<名目GDP となります。
反対に物価下落、つまりデフレの場合には、実質GDP>名目GDP となります。

このように実質GDPと名目GDPの関係を使い、今がインフレなのか、デフレなのかを計ることができます。

[aside type=”normal”]以下は少し難しくなりますので、 興味のない方は【まとめ】まで飛ばしていただいて結構です。[/aside]

GDPデフレーター

実質GDPと名目GDPの関係をまとめると以下のようになります。

GDPデフレーター計算

これを利用し、
『名目GDP÷実質GDP×100』の答えが・・・
・100以上であればインフレ
・100以下であればデフレ
と判断することができます。

これがGDPデフレーターです。

ちなみに日本は2006年から100以下となっています。
しかし、インフレ率を計るのは一般的に「消費者物価指数」を使いますので、GDPデフレーターは参考程度に思っておく方がよいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
GDPって、意外と簡単でしょう?

GDPは「日本人が日本で儲けたトータルの金額」ということだけ押さえておいてくださいね。

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