【財務諸表の見方】バランスシートはストーリーで読める!!

【財務諸表の見方】バランスシートはストーリーで読める!!

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

投資を始めて投資信託ではなく、株式の個別銘柄で運用を始めようと思った人はファンダメンタルズ分析、もしくはテクニカル分析という二つの分析手法に出会うかと思います。
どちらが正しいとかはなく、自分が正しいと思う方を使って分析をする必要があります。

ファンダメンタルズ分析をしようと思うと必ず財務諸表の読み方を知る必要があります。
今回は、そんな財務諸表の一つ、バランスシートにピックアップして説明をしていきたいと思います。

バランスシートって何?

日本語では「貸借対照表」と呼びます。
簿記などでは見て左側を借方、右側を貸方と呼びます。
その借方と貸方が対象になるため、「貸借対照表」になると言われています。

そこからバランスシート、つまり左右のバランスが取れているからバランスシートと呼ぶとも言われます。
僕も簿記を習ったときにそう教わったのですが、アメリカ人いわく違うそうです。

バランスとは、「均等」などの意味がありますが、別の意味として「残余」という意味があります。
バランスシートとは、この「残余」を表すシートだからバランスシートというそうです。

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]僕も最近知りました・・・[/voice]

したがって、バランスシートとは、ある時点の会社の資産や負債の「残余」を一覧で見ることができるシートなんですね。
具体的には、以下のように資産と負債などが並んでいます。

バランスシート

バランスシートでは、集めたお金をどのような資産にしたかがわかる

会社とは、どのような活動をしているのか?

ではバランスシートの話の前に、会社とは何をするためにあるのでしょうか?
自動車を作ったり、電化製品を作ったり、会社によって様々な活動がありますが、どの会社にも共通していることがあります。

それは、お金を集めて投資をして利益を出そうとしているということです。
ここでの投資は、金融商品の運用などの一般的な投資ではなく、もっと大きな意味の投資です。

例えば、自動車メーカであれば、誰か(銀行や投資家など)からお金を集めて、(自動車を作る工場などの資産に)投資をしていますよね。
そして、投資先(工場など)から利益(車の売り上げなど)を得ています。
これを繰り返しているわけですね。

店舗や工場を持たないネットで物を売る会社でも同じです。
誰か(銀行もしくは自分)からお金を集めて、(パソコンやHP、販売する商品などの資産に)投資をしています。
そして、投資先(HPや商品)から利益(商品の売り上げ)を得ています。

会社のお金の流れ
ざっくり言うと、こんな感じ

上の話を理解していただけると、ここからは非常にシンプルな話となります。

右側はどうやってお金を集めたががわかる

バランスシートを見て右側は、負債や純資産が来ます。
これは、集めたお金などの内訳です。
つまり、銀行から集めたお金がいくら、投資家から集めたお金がいくら、自分の会社が過去に稼いだお金がいくらと全部載っています。

バランスシート 負債 純資産

負債は、主に銀行からなどの借金です。
純資産に入ってくるのは、投資家から集めたお金(資本金など)や今までの利益の積立(利益剰余金)です。
つまり、バランスシートの右側を見るだけで、その会社はどこからどれだけお金を調達しているかがわかります。
これで

  • この会社は銀行からの借り入れが多い
  • 過去の利益の積み立てが多い

などがわかるわけですね。

左側は、集めたお金を何に変えたかがわかる

会社は、集めたお金を資産にしてそこから利益を出すのでしたね。
バランスシートの左側では、集めたお金をどんな資産にしたのかがわかります。

バランスシート 資産

流動資産とは、1年以内に現金にできる資産を指し、現金はもちろん、車の在庫などが流動資産には入ります。
固定資産は、流動資産など以外で、現金化しにくい工場や土地、不動産などを指します。

この資産の内訳を見ることで会社が集めた資産をどう使っているのか、上手に使えているかがわかります。
例えば、無駄に現金が多い会社は集めたお金を上手に投資できていない、ということがわかりますね。

まとめ

バランスシートを見ても、その企業の未来はわかりませんが会社の体質や過去の積み重ねなどを読み取ることができます。
バランスシートはただの数字ばかりの表ですが、ストーリーを持って見れば面白いものですので、ストーリーを持ってどうやってお金を集めてどのような資産に変えたかを見てくださいね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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