必要な保険を考えてみよう。<独身編>

必要な保険を考えてみよう。<独身編>

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

僕は保険の考え方は非常にシンプルであろべきだと考えていて、さらに言うと自分がどれくらいの保険に加入すればいいかなんて非常に簡単な事だと思っています。

しかし、多くの人が正しい保険のかけ方をしらないので、実際に状況に合わせた保険の入り方を一緒に考えていきましょう。

独身の場合に必要な保険は?

今回は、一番わかりやすい独身の場合で必要な保険について考えていきましょう。
一般的に必要な保障は、【死亡保障】と【医療保障】に分けて考えていく事ができます。

死亡保障はどれくらい必要?

死亡保障とは、自分が亡くなった時にお金を残しておかないと困る人がいるから死亡保険に加入するのです。
つまり、経済的にダメージを受ける人がいるから保険に加入するのですね。

では、独身の人が亡くなった時に経済的にダメージを受ける人は誰でしょうか?

おそらく、誰もいませんね。
つまり独身の人には死亡保険なんていらないんです。

ただ、お葬式代くらいは親に迷惑かけずに用意しておきたいと思うのであれば、300万円以下の死亡保険に加入しておいてもいいでしょう。
この300万円も貯金として準備ができるのであれば、わざわざ保険に加入する必要もありません。

医療保険は必要?

医療保険は、若いうちに将来の医療費に対する方針を考えておくべきです。
保険で医療費を賄うのか、貯蓄で対応するのか、です。
日本には健康保険制度があるので貯蓄でも十分に対応可能です。

この考え方によって選択する保険も変わってきます。

老後も保険が欲しい

この場合、「終身医療保険」などを検討しておけばいいでしょう。
終身医療保険には、いくつか問題点もありますが、退職後も使いたいと思うのであれば悪い選択ではありません。

貯蓄で対応する

この考えの場合、保険が必要となるのは貯蓄がない期間です。
貯蓄が300万円ほどあれば保険は不要になってきますので、それまでは保険を用意しておきましょう。

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]300万円の目安については、2年分の生活費があれば、医療保険は不要になる?をご覧ください。[/voice]

その時に使うのは、共済や更新型の安い保険で十分です。
将来、解約するつもりであれば更新型の保険も使い勝手がいいです。

世間では「更新型=悪」のような意見もありますが、更新型は若い時は保険料が安いが、年齢が上がるにつれ保険料が高くなります。
この特徴を上手に活用できれば、悪い保険ではありません。

どれくらいの保険に入ればいい?

どちらの保険を使うにしても、保障される日額を決める必要があります。
では、どれくらいの日額保障を選択すべきでしょうか?

日額を選ぶ目安は5000円を基準にしてください。

日本には健康保険制度があり、また高額療養費制度といって1ヶ月の医療費が80100円を超えれば、その超えた部分の多くが負担しなくてよくなります。

[aside type=”normal”]80100円の基準は、一般所得者の場合[/aside]

例えば、100万円の治療費がかかったとしても月の負担は9万円弱となります。
つまり、医療費はそれほど負担にならないという事です。

この高額療養費制度は1ヶ月単位ですが、2ヶ月にわたり治療しても20万円も必要になりません。
全然、貯蓄で対応出来る範囲でしょう。

ただし、高額療養費制度は保険対象外の費用は対象外ですので、差額ベッド代などは全額自己負担となります。

とはいえ、差額ベッド代もそれほど高くありません。

【ワード解説】差額ベッド代とは?いくら必要?でも解説していますが、平均は6000円ほど、1人部屋を望まなければ3000円くらいで収まります。

この金額から、差額ベッド代などの保険対象外の費用を保険で補うと考えて、日額5000円くらいが保険の目安金額となります。

まとめ

ここまで読んでいただければ、独身の人間には保険はほとんど必要ないとご理解いただけたと思います。
独身の人にとっては、一つの目安の300万円を貯めるまでは保険に入り、そこからは将来の自分のために貯蓄を頑張り、保険に使うお金を極端に減らしていくべきです。

20代の人であれば、将来、結婚したり、家を買ったり、子供ができたりと様々なお金が必要になります。
保険なんかに無駄なお金を払っているお金があれば、将来の必要なお金のために積み立てをする方が、お金も喜ぶでしょう。

今回は独身の場合の保険でしたが、このシリーズで様々なケースで必要な保険を考えていきましょう。

もし、希望するケースなどあればお問い合せから遠慮なくご連絡くださいね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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