個人投資家は「底で売って天井で買う」?

個人投資家は「底で売って天井で買う」?

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

先日の黒田バズーカーにより、先週末の日経平均は17518円で終わりました。
1月からのジェットコースター相場を見ていて、個人投資家は「底で売って天井で買う」というのは、本当なんだなと思いました。

株式投資の理想は、「底で買って天井で売る」

これは、株式投資に限った話ではありませんが、売買を行うのであれば安く仕入れて高く売りたいですよね。
株式投資であれば、アベノミクスが始まる前の8000円台で買って、昨年6月くらいの21000円弱くらいで売れれば最高ですよね。

このように株式投資の理想は、「底で買って天井で売る」ことです。
まぁ、言うのは簡単なのですが、これは非常に難しく、誰にもどこが底でどこが天井は判断できません。

しかし、投資を始めたばかりの人や、やったことのない人は簡単に感じるそうで自分にはできると思い込んでいる人も少なくありません。

では、個人投資家は「底で買って天井で売る」ことはできているのでしょうか?

個人投資家は、「天井で買って底で売る」

残念ながら、過去の研究などによると個人投資家は、ほぼ間違いなく「天井で買って底で売る」ことが多いのです。

リーマンショックの時も一番高値あたりで投資を始めて、相場が下がっていくのを見つめながら7000円台に来たところで我慢できずに売った人は少なくないと聞きます。

このような現象は、この1月からの相場で本当だと実感しました。
以下のチャートをご覧ください。

一月チャート

これは、年末から1月29日までのチャートです。

1月4日から下落が始まり、12月30日の19034円から1月21日の16017円まで約2週間で3000円近くも下落しました。

最初は、一時的な下げと思っていた人も17000円を割り出すと不安になります。
実際に確定拠出年金の運用で日本株を売るべきかどうかのご相談は、17000円を割ってからが多かったです。

このように今現在の結果から見れば、一旦の底が16000円でした。
しかし、相談件数が表すように多くの人は、16000円あたりで耐えきれず売却したように思えます。

その後、急激に株価は上がり、今じゃ17518円です。

おそらく、16000円あたりで売却した人は、そろそろ買おうと考えているかもしれません。
この後そのまま上昇すればいいですが、また下がればどうでしょうか?

また下がったところで、売るかもしれませんね。
そうなれば、もう何が何だかわからなくなりますよね。

売買の多い人ほどリターンが低い

このように、多くの個人投資家は判断が遅く「底で売って天井で買う」ケースが多くなります。

「底で売って天井で買う」ことを繰り返していると、単調な上げ相場で貯めてきた利益を吐き出すことになります。
そうなった場合、何もせずに毎月買い付けしていた人よりリターンが悪い結果になります。

これも、行動経済学にて売買の多い人ほどリターンが低いとの研究結果が出ています。

判断ができないのなら、毎月淡々と買っていけばいい

このように、不安に駆られて売買をしているといいリターンを生み出せません。

そこで僕がオススメすることは、自分の資産状況は1年に1回しか見ないということです。
資産状況を見ちゃうから、売りたくなるんです。
見なきゃ不安になる可能性は減ります。

つまり、確定拠出年金や積立投資などの場合は、変に売買をせず機械的に積立をしていくことをオススメします。

変に売買してもリターンが低くなるのであれば、淡々と積立をして1年に1回リバランスをしていくだけでいいと思いませんか?

実際、年末時点で1月から3000円も株価が下がって日銀がマイナス金利を導入することまで見通せた人は、ほとんどいないでしょう。
仮にいたとしても2月も見通せるとは限りません。

つまり、予想なんて予想だし、アナリストはその日の株価のレンジ予想すらを外すんです。
好きで考えるのであればいいと思いますが、確定拠出年金のように半強制的にやっている人はアセットアロケーションをしっかり考えて、淡々と積立をしていく方が素敵な人生になると思いますよ。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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