学費は最低でも子供が高校1年生の時から考えておこう

学費は最低でも子供が高校1年生の時から考えておこう

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

昨日、高校生の子供を持つ保護者の方の大学進学のための学費相談を受けていました。
今まで多くの方の大学進学にまつわるお金の相談を受けてきましたが、この相談で感じることは相談者の「知らない」ことが多すぎるということです。

最低でも100万円の準備はしておきたい

大学進学について奨学金を利用すれば進学できると思い込んでいる保護者の方も少なくないのですが、それは間違いです。

学費とは大きく分けると「入学前」と「入学後」に分けることができます。
奨学金を使うことができるのは「入学後」だけです。

これは奨学金の振り込まれるタイミングが影響するのですが、奨学金とは最速でも大学進学後の6月からしか振り込まれません。
つまり進学前のお金はどうやっても奨学金ではまかなうことができないのです

したがって入学前の費用は家庭から用意しなければ大学進学はできません。

そこに向けて最低でも100万円は用意しておきたいところです。

80万円〜120万円くらいは学納金として必要

じゃあ、入学前にどれくらい必要になるのかというと80万円〜120万円くらいです。

入学前に支払わないといけない金額の内訳は

  • 入学金
  • 前期の授業料
  • (必要であれば)教育充実費
  • 学校会費など

これらが挙げられます。

金額としては、あくまでも目安ですが以下のようになります。

金額
入学金 30万円前後
前期の授業料 40万円〜70万円
教育充実費 10万円〜30万円
学校会費 10万円前後

もちろん、国立であればもっと少なくなりますし、歯科系や看護大学などはもっと必要なケースもあります。

入学金は文系理系ともに大きくは変わらないと思います。

入学時に支払う金額を大きく左右するのは、やはり授業料です。
また実習が多い学校では授業料とは別に半年に1回、もしくは1年に1回「教育充実費」というような名目でお金が必要になります。

つまり、文系だと80万円前後、理系だと100万円強は入学前に学校に収めるお金として必要になります。
この金額程度は最低でも貯めておくことが大切です。

最低、この金額程度を準備しておけば学納金としては教育ローンなどを借入せずに進学ができます。

ここまでの話は学納金だけをピックアップしましたが、学納金以外のも別途検定料なども必要になることを考えると200万円は高校3年生進学時点であるのが好ましいです。

奨学金は8万円程度が返済できる金額か

奨学金は利子があるタイプと利子がないタイプがありますが、どちらにせよ不足するのであれば借入をする必要がありますが、借りる1ヶ月の金額は8万円前後であれば比較的負担なく返済ができるレベルに抑えることができるのではないかと思います。

8万円を4年生大学であれば48ヶ月借りることになり、合計384万円です。
これを18年程度で返済すれば約18000円となります。

月2万円以上の返済となると将来的に大きい負担となるので、逆算すると月8万円程度の奨学金が返済できる金額の一つのラインになるのではないかと思います。

高校2年生で奨学金などの説明会は必須にすべき

これは国として必須にすべきだと思うのですが、進路を決めるタイミングの2年生あたりで保護者と子供を対象に学費の説明会はするべきだと思います。

現場を見ていて思うのは、高校3年生の時に大学進学の金額を知って同時に奨学金の申し込みもしないといけなかったり、突然すぎると思うのです。

進学の意思がある生徒の保護者や生徒本人に対して説明会は予算を組んででもするべきだと思いますね。

そんなことを相談を受けた帰り道に考えていました。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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