2015年5月29日、梅花女子大学にて「仕事の選び方」というセミナーをさせていただきました。
聞いてくれたのは、大学3年生の生徒達です。
梅花女子大学では1年間通して就職に向けた授業をされているのですが、その初期の方で講師を務めさせていただきました。
内容
- 仕事は何を基準に選ぶのか?
- 自分は何を大切にしたいのか?
- サラリーマン、役者、自営業でファイナンシャルプランナーと様々な経験を持つ講師自身は、どのように仕事を選んできたのか?
- 今の行動が将来を作る
- 元役者が教える面接術
生徒に対する想い
僕は、高卒でサラリーマンをし、役者をして、その後ファイナンシャルプランナーをしています。
一般的には大学を卒業し、その後金融系の仕事に就き、独立してファイナンシャルプランナーになるのが多くのケースかと思います。
しかし、僕の歩んできた道は、決して、ストレートではありません。
そんな僕から、これから就職していく子たちに言えるのは
『過去ではなく今の自分が未来を作る』
ということです。
今の自分は過去の自分の結果です。
しかし、未来は今の自分の行動で作られるのです。
過去の自分は経験はこれからの自分の糧にすればいいのです。
人間、そんな誇れる過去を持っている人なんて一握りです。
将来を変えたかったら、今の行動を変えるだけです。
僕は、元役者で色物としてファイナンシャルプランナーを始めました。
周りにはベテランのファイナンシャルプランナーや金融機関出身のファイナンシャルプランナーなど多くいました。
実際に過去が将来を作るのであれば、僕はファイナンシャルプランナーとしてやっていけてはなかったでしょう。
しかし、僕はファイナンシャルプランナーとして仕事をしています。
それは、過去の自分を活かし、今の自分の行動を努力したからです。
そんな経験を持った自分が、伝えられることをたくさん伝えてきました。
自分のフィールドで戦う
就活生の多くに思うことなのですが、正当法で戦いすぎていると思うのです。
僕のオーディションの経験から言うと、面接官に覚えてもらえなければ意味がありません。
例えば、50人の学生が来て面接後の面接官たちの会話を想像してみてください。
A「だれが良かった?」
B「ん〜(履歴書をパラパラめくる)」
この履歴書をパラパラめくる時に面接官の記憶に残っていなければ、あなたはそこにいなかったのと一緒です。
B「あーこいつ変な奴やったけど、おもしろかったなぁー」
とでも言ってもらえれば、行った意味はあります。
だから、学力などで自信がなければ正当法ではなく、自分をよく見せる方法を考えなければなりません。
就活のゴールは就職することです。
もっと言えば、就職することなんて、ただの入り口です。
そこから始まるのに、多くの場合は「いい面接をする」ことがゴールになっているように感じて仕方がありません。
そんな想いを持って、オーディションや自営業の経験から生徒の子たちに話をさせていただきました。