【セミナーレポート】『仕事の選び方』@京都翔英高等学校

【セミナーレポート】『仕事の選び方』@京都翔英高等学校

2015年2月3日、京都翔英高等学校のFA(フリーアカデミー)コースの1、2年生、約100人を対象に「仕事の選び方」というセミナーをさせていただきました。
FAコースとは、中学校のとき不登校だった生徒たちが通うクラスです。

セミナーの主旨

このセミナーの主旨は、ただ漠然と「就職をしないといけない」と考えるのではなく、どのように仕事をイメージするのか、を段取りを持って生徒に意識してもらうことを目的としています。
その中で自分は何を大切にしたいのか、それをじっくりと自分と向き合って考えてもらうためワークシートなどを使い「自分の軸」を見つけてもらいます。
また、講師である自分自身が1度就職をし、脱サラして役者をして現在は自営業をしている経験を活かし、自分の経験上どんなことがあって今に至るのか、様々な経験をした自分が今はどのように仕事に対して考えているのか、を伝えることにより、より具体的に考えてもらうきっかけとなります。

 

簡単ではありますが、内容と想いを書かせていただきます。

仕事の基準となるのは「お金」「時間」「やりがい」

個人的には、仕事とはこの3つのバランスを見つけることが大切だと思っています。
また、このバランスは決めたからといって、ずっと続くわけではなく常に変わり続けます。
自分も大切に思うバランスは変わるので、変わった時は基本的に一生これを基準に仕事を判断できると思います。

この考え方ができたのは間違いなく以下の経験があったからです。

①なんとなく就職した18歳のタイミング
②役者時代
③現在の自営業

この3つの経験が考えの軸を作りました。
すべて、違う基準で選んだ仕事でした。
その結果、今は最高のバランスで仕事ができています。

自分が高校生の時、フリーターしていた人のその後やいわゆる脱線組の行く先なんて想像もしませんでした。
進路のことを教えてくれるのは、親と学校の先生だけ。
脱線組みたいな、そんな存在はいないに等しい状態でした。
ただ、フリーターは昇給がないから絶対ダメだ!と教科書通りのことを「公務員」の先生に教えられた記憶はあります。
でも、それって響かないんですよ。
その時、先生から「経験談」は聞けないから響くわけがないんです。

奨学金の説明会で、公立の高校に行かせていただいた時に校長先生とお話しさせていただく機会がありました。
その時、先生は変わった経歴のある自分にある質問をしました。

「うちは(学力は高くないが)進学校なのですが、中には就職する生徒もいます。
そんな生徒の初任給は額面14万円なんです。
生徒は、これでやっていけるんかな?と聞いてくるのです。
こんな生徒に私はなんて言えばいいのでしょうか?」

僕は、言葉に少し詰まりましたが、人生まだ始まったばかりだし、僕のような人生もありますよ。資格とったり、まだまだなんでもできると思います。と答えました。

でも、どこか腑に落ちない様子。
そこで気付いたんです。
この先生は、その生徒を完全に負け組だと思い込んでいるんだと。
だって自分は大学を出て、すぐに先生になって一般社会を知らない。だから脱線すれば終わり、と思っているんだと。

すごく悲しくなりました。
そして自分の学生時代を思い出しました。
自分の時の先生もこうだった、だから好きにはなれなかったんだと思い出しました。

そんな学生時代の自分は、もっと色んな人の話を聞きたかったと思います。

高校生の世間は、あまりに狭い

高校生はアルバイトをしたり、中学校に比べれば行動範囲は広がるものの学校という一つの社会の中で生きています。
その中でもっとも影響力があるのは、親と先生です。
特に進路を決めるときは、親と先生の意見は絶大です。

進路を選ぶ瞬間、親と先生が反対をすれば自分を支えてくれる人は9割の確率で失います。
こうやって日本の子供は夢を失い、型にはまる生き方を選ぶのではないでしょうか?
そんな環境に自分は一つの生き方として自分の生き方を見せたいと思っています。

正直、したい仕事をするなんてめちゃくちゃしんどいです。
自営業して思いますが、毎月仕事があるなんて幸せです。
毎月お給料がきっちり入ってくるなんて幸せです。
したいことができてお給料がしっかりもらえるのであれば、サラリーマンになりたいくらいです。

それでも自営業を続けるのには意味があります。
それが、さきほどの3つの中でいう「やりがい」です。
このやりがいを今感じている人間の話をぜひ高校生に聞かせたい!
それを聞いて初めて自分はどうしたいかを判断できるのではないでしょうか?
高校生は世間知らずです。
その子たちに、選択肢を見せてあげるのが大人の役割です。
そして何より自分が高校生の時に今の自分のような人間が見たかった。
そう思ったのが、このセミナーをしようと思ったきっかけです。

生徒の感想

セミナー後、生徒から
「自分がしたいことをしたかったけれども、親と先生が反対するから諦めたことがあるんですけど、今日の話を聞いてやっぱりしたいことをしようと思いました。井上さんはどう思いますか?」
と話してくれました。

正直嬉しかったです。
返事はもちろん「したいことをすればいい!」です。
「ただ、親と先生は君のことを思って反対しているから、君が本当にしたいと思うなら、親と先生を納得させてからしないといけないよ。
君が本当にしたいって親もわかったら、きっと応援してくれるから頑張ってね!」

とだけ伝えました。

まとめ

人生にはいろんな後悔があるければ、しなかった後悔がやっぱり一番悔しいと思います。
死ぬときに、いい人生だったって思える人生を誰も選ぶ権利があります。
その基準は人それぞれだけど、大人になる直前の高校生のタイミングに一つの生き方を提示できればと思い、このセミナーを作りました。

今回行かせていただいた京都翔英高等学校の先生は本当に生徒想いで羨ましくなりました。
あんな先生に出会えた生徒は幸せだそうなと心の底から思いました。
自分もあんな先生に会えたらよかった。

現在、就活前の大学生に向けて、この話の大学生バージョンを構想中です。
2015年5月には講演させていただく予定です。
また、講演後にはレポートをあげますね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

詳しいプロフィールは こちら

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