マイナス金利の影響で貯蓄性の保険は値上げへ

マイナス金利の影響で貯蓄性の保険は値上げへ

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

今朝の日経にて学資・年金保険料、17年春にも上げ マイナス金利響くという記事がありました。

保険料は最大2割増し!?

保険料はどう決まる?

保険料は、3つの基準によって決められています。

  1. 死亡率
  2. 経費率
  3. 利率

言葉はわかりやすいように言い換えてますが、この3つをもとに料金が決まっています。

1.2は低ければ低いほど保険料は安くなります
亡くなる人が少なかったら、保険会社が払う保険金が少なくなるわけですから保険料も低くなりますよね。
経費も少なければ少ないだけ、もらう保険料を減らすことができます。

3の利率は高ければ高いほど保険料は低くなります

加入者から預かった保険料を1%で運用するのと10%で運用するのでは、全然違いますよね。

例えば、10000円を貯めたい場合に1年間1%で運用するなら約9900円が必要となります。
10%で運用できれば約9000円です。

このように予定される利率が高いほど保険料は安くなる仕組みとなっています。

マイナス金利で予定利率は下がる

では、今回保険料が上がる原因はなんなのかというと、利率の低下です。
皆さんもご存知の通りマイナス金利の影響で金利は下がっています。

保険会社は基本的に日本の国債で運用をしていますから、その日本の国債の金利が下がると運用益が望めなくなります。

実際に利率を決めるのは、金融庁の標準利率を利用します。
標準利率とは国債の利回りをもとに決められます。

今現在の10年債の利回りはマイナス0.1%ですので、それに応じて保険会社は保険料を上げないといけないということになります。

マイナス金利の影響で2017年4月から保険料は1割〜2割上がると言われています。
保険料が上がるということは、貯蓄性能が下がるということです。

保険で貯蓄は時代に合わない?

今時点の終身保険や学資保険でも、いいところの保険を利用しても解約返戻率は115%あたりでしょう。

利率にすると1%前後です。

単純計算ではありますが、この状態から保険料が1割上がれば、利率は0.5%を切る水準となります。
2割も上がれば元本割れる可能性すら出てくる水準です。

さすがに保険会社も元本割れはさせないでしょうが、それでも数十年単位でお金を預けても0.5%も利息がつかないという水準であれば、貯蓄としては厳しいと言わざるをえないでしょうね。

また、ほとんどの保険は利率を固定するので、低い金利を数十年も固定するというのは良い選択とは言えません。

販売中止になる貯蓄型保険 今後は何を利用すべきか?でも書きましたが、今は個人向け国債10年で様子を見るのが良いと思います。

特に2017年4月からは保険で貯蓄というのは避けるべき手法なんではないでしょうか。
僕だったら保険で貯蓄はしないかなと思いますね。

マイナス金利の影響で住宅ローンや奨学金といった借りる際のメリットは出てきたものの、安全資産で運用する上ではデメリットが多くなります。

とはいえ、いきなりリスク資産に移行することもお勧めしませんので、リスク資産に移行するのであれば、まずはしっかりと勉強をしてくださいね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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