医療保険は早く入った方が得。その落とし穴とは・・・

医療保険は早く入った方が得。その落とし穴とは・・・

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

皆さんは、医療保険に加入していますか?
僕は10年更新の保険料の安い医療保険に加入しています。
ちなみに奥さんも全く同じ医療保険に入ってます。
この医療保険に入っているのは、基本的には老後の治療費は貯蓄で賄おうと思っているからです。

もし、老後も医療保険に加入しておきたいのであれば現時点から終身医療保険に加入しておくことがいいと思います。

がしかし、よく聞く早く入った方が保険料が安いというセールストークには少し気をつけなければいけません。

同じ保険の場合、若いうちに入った方が保険料は安い

ほとんどの終身医療保険の場合、若いうちに医療保険に加入した方がトータルで支払う保険料は安くなります。

たとえば、ネットで見積もりが取れる医療保険で比較してみましょう。

条件は、30歳男性が90歳まで保険に加入した場合と、50歳男性が90歳まで加入した場合です。

  終身医療保険 ガン保険
30歳男性の保険料 1582円 2480円
50歳男性の保険料 3172円 5400円
保険料の差額 1590円 2920円
30歳男性の総支払い保険料 約114万円 約178万円
50歳男性の総支払い保険料 約152万円 約259万円
総支払い保険料の差額 38万円 81万円

加入期間は20年間も違うのに、50歳で加入した場合は30歳で加入した場合と比較して総支払い保険料では医療保険は38万円、ガン保険は81万円も多く払うことになります。

これだけの差があれば、たしかに若いうちに入っておく方がいいですね。
実際に、退職5年前に退職時に保険に加入する予定だと言っていた方には、入る予定であれば今から入る方が保険料は安くなるとアドバイスしたこともあります。

じゃあ、何を気をつける必要があるのか?

医療の進歩を考慮していない

終身医療保険とは、終身に渡り同じ保障を用意する保険です。
もう一度、言います。同じ保障を用意する保険です。

つまり、医療の進歩には合わせないということです。

知り合いのFPが「医療保険は後出しじゃんけんだ。後から出てくる医療保険の方がいいに決まってる」と言っていて、いい例えだと感心しました。

医療の世界は、恐ろしいスピードで進歩し続けています。
かつて不治の病と言われた病気も治せるようになりました。

それに合わせて医療保険は改良されていきます。
後から出る医療保険が良いに決まっています。

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]以前あった保険の方が良かったというお宝保険なるものもたまにありますが・・・[/voice]

かつて長期入院で治療していたものも、今じゃ短期入院の通院スタイルとなりました。
もしかすると、この先、入院をしなくても病気が治せる時代が来るかもしれません。

そうなれば、今の医療保険は入院の保障がメインですからそれらの医療保険は全滅です。
医療保険が欲しければ、その時に販売される最新の医療保険に加入する必要があります。

こうなれば、保険料は高くなります。
30歳から加入していても50歳で違う医療保険に再加入すれば、50歳に人が支払う保険料に加えて30歳〜50歳までの保険料も上乗せされるのでさらに保険料負担は多くなります。

若いうちから60歳払い済みは注意!!

とはいえ、医療保険は病気になってしまうと加入が難しくなるのでズルズルいってしまって加入できなくなっては元も子もありません。
どこかで決断が必要です。

なので注意して欲しいのは、20代から医療保険を60歳払い済みなどを考えている人です。
30年後に使える保険でなければ、60歳で保険料を払い終わっても意味がありません。

これは冗談ではなく、過去の相談者の方で今の治療方法にあっていない保険を60歳払い済みにしている方がいました。
その方は結局新しい保険に加入し直しました。

終身医療保険には、このようなリスクが隠されているので、そこもしっかりと考えて自分はどうしたいのかを考えてくださいね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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