悩みに悩み抜いた末、ついにiPad Pro10.5インチセルラーモデルを買いました!!
正確には、smart keyboardとApple pencilも一緒に買ってます。トータル13万円以上!!高い!
iPad Proがノートパソコンの代わりになるんじゃないかと夢見て、ありとあらゆるブログやネット記事を彷徨い、決断しiPad Pro一式を買ってしまいました。
結果的には、買ってよかったと大満足しています。
そして、この記事を読んでいるあなたはおそらく『iPad Proはノートパソコンの代わりになるのか?』が一番知りたいところだと思います。
もったいぶらず結論から先に言うと、使用用途によっては十分ノートパソコンの代わりになる!!というのが、僕の結論です。
この点は、実際に購入をして人柱となった僕が言っているのだから間違いありません。
この記事では僕がどんな環境でノートパソコンを使っていたのかなどを説明し、満足していること、ノートパソコンの代用にならずに諦めた点などを全部お話しします。
- 僕がどんな環境でpcを使ってiPad Proに乗り換えたのか
- 僕がノートパソコンの代用としてiPad Proに望んでいること
- iPad Proでできること、pcにしかできないこと
- iPad Proではできないと諦めたこと
- iPad Proをお勧めできる人はこんな人
目次
なぜiPad Proを購入しようと思ったのか
僕は元々Apple信者といいますか、Mac信者です。
自宅ではiMac(2013年購入)を使い、外ではMacBook Air(2012年購入)を使っています。典型的なマッカースタイルですね笑
そして、自分の使っているMacBook Airがそろそろ5年経つこともあり、買い替えを検討していたんですけど、僕が使っているMacBook Airは11インチで今はもう販売されていないんですよね。
正直、今も同じ11インチが販売されていたら、間違いなく11インチMacBook Airを買っていたと思います。
けど売っていないし、じゃあ後継機ってなんだ?ってなると『MacBook Air13インチ』か『MacBook』か『MacBook Pro13インチ』の3択です。
でも、それぞれ僕にとってはデメリットが大きいんですよね。
『MacBook』は、今使っているMacBook Airより軽くなるのは魅力だけど、単純にパワー不足感が否めないし、その能力でその値段(税込約15万円)は高すぎる。論外。それならMacBook Proを買う。
じゃあ、『MacBook Pro』かというと、今より重くなるというのがネック。そして、MacBook Proのスペックは自分にとって持て余すのではないかということ。
ただ、iPad Proを買うまでは消去法で正直MacBook Proを買うつもりでした。
最後の『MacBook Air13インチ』は、純粋に今より重たくなるのが嫌だし、重さはMacBook Pro13インチとほぼ変わらない。だったら、MacBook Proの方がいいって感じで除外。
こんな感じでMacBook Proを買う方向で心はほぼ決まってました。
そんな時にiPad Pro10.5インチが登場したので、もしかしてiPad ProはMacBook Airの後継機になるんじゃない!?というのが、iPad Proを買おうと決めたことの始まりです。
ノートパソコンに対する不満
あなたも同じ悩みを持っていると思うんですけど、ノートパソコンって重たくないですか?
僕が使っていたのMacBook Air11インチは1キロちょっとなので、軽い部類のノートパソコンだと思うんですが、それでも正直重いんですよね。
ノートパソコンが軽くても、充電器も当然持ち運ぶし、ネットに繋がらなかったら鉄の塊だからポケットWi-Fiもいるから、それも含めたらそれなりの重さになるんです。
だから、MacBook Air11インチの今から13インチとかになって今以上に重たくなるってめっちゃストレスなんです。
その点iPad Proは最高です。
実際に外出時や出張時にiPad Proを持ち運んでますけど、この悩みは完全になくなりました。
まず、iPad Proが477g、smart keyboardが約240g、合わせると約700g。めちゃめちゃ軽い!セルラーモデルだからシムを挿せば当然ルータ要らず!
電池の持ちもいいから、1日くらいの出張時なら充電器要らずです。最悪、モバイルバッテリーを持っていればなんとかなります。
本当にカバンが軽くなります。
これが1番満足している部分と言っても過言ではないくらい満足してます。
とはいえ、完全にパソコンに置き換えできないのは事実。
正直iPad Proを使うことでパソコン代わりとする作業を諦めた部分もありますし、反対にパソコンでは得られなかった満足した部分もあります。
今まで僕がMacBook Airで何をしてきたのか、iPad Proに何を望んでいたのかなどを詳しく書いていくので、買おうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
僕が今までMacBook Airでしていた作業
最初にもお伝えした通り、僕はiMacとMacBook Airの2台持ちです。
MacBook Airの後にiMacを買ったのですが、iMacを買ってからはほとんどの作業をiMacで行なっています。
- ExcelやWordの書類作成
- keynoteでスライド作成
- ブログ作成
- 画像編集
- 動画作成
ここらへんが僕がiMacでやっていることです。じゃあ、MacBook Airで何をしているかというと主に外出用です。
僕は職業上セミナーをすることが多いので、パソコンにスライドデータを入れて外でセミナーをします。
その出張の時は宿泊することもあるので、その時にExcelやWordの資料を少し触ったり、ブログを書いたりしてます。
でも、やっていることってそれくらいです。
比率で言ったら、MacBook Airは1割、iMacが9割くらいの割合です。
MacBook Airは外でデータを触らないといけないから使っている感じです。
このレベルのサブパソコンのレベルだったらiPad Proでも代用できんじゃないかと思ったんです。
だから、先に言っておくと仕事用にパソコンを1台しか持っていなくて、それをiPad Proで代用できないかと悩んでいる人は諦めた方がいいです。
僕がiPad Proを買った決め手は、iMacというメイン機があって、パソコンでしかできない作業はiMacでやる!と決めたからです。
もちろん、仕事用にパソコンを使っていない学生とかライトユーズであれば置き換えは可能だと思ってますが、仕事用にiPad Pro1台は正直キツいです。
ということで、僕がiPad Proに求めたのは、こんなことです。
- 外出先でExcelやWordが見れる、編集できる
- keynote、PowerPointでプレゼンができる
- ブログ(WordPress)を書くことができる
- ブログ用に画像に文字入れや画像を圧縮するなどの画像編集ができる
最低限、これくらいはできないとキツいと思ってました。
でも実際買って、この記事もiPad Proで書いているので結果から言うと全部できます。
ただ、一筋縄ではいかなかった部分もありました。まず最初はExcel、WordのOfficeに関する部分です。
iPad Proで困ったこと
Officeを使いたいなら、Office365 Soloを使うしかない
iPad ProでOfficeを使いたい場合、アプリを利用します。
データを見るだけなら無料です。でも編集したい場合は有料になります。
この有料というのがOffice365 Soloという月課金サービスになります。
Office365 Soloに入ることで、いろんなデバイスで最新のOfficeの全てのサービスを使うことができます。値段は月1300円弱です。年払いだと2ヶ月分くらいタダになります。
僕は今まで買い切りのOfficeを使っていたので、正直これはイヤだなと思いました。
けど、Office365 SoloにはExcel、Word以外にもonedriveというクラウドサービスが1TB付いています。
僕はDropboxを1TB月1200円くらいで使っていたので、移行すればほぼ値段変わらずにOfficeも使えるじゃん!ってなって、あまり問題はなかったのですが、Office365 Soloを買わないといけないのは、人によってはハードルになるかもしれないです。
keynote、PowerPointで文字化けする
僕は無料フォントが好きでよく使うのですが、iMacで作成したスライドをiPad Proで見た時に文字化けすることがあります。
これは当然無料フォントがiPad Proに入っていないからです。
標準の状態だとiPad Proにフォントを追加することはできない(はず)のですが、この悩みについてはAnyFontというアプリを使うことで、Macのフォントと同じフォントをiPad Proにインストールすることで解決できます。
WordPressの記事がブラウザで打ちづらい
これは買ってからわかったのですが、正直この部分でかなり苦戦しました。
WordPressの記事を書く際にはブラウザで書いて、すぐ確認して・・・という形で何年も書き続けてきたのですが、iPad Proでは上手に書くことができません。
具体的には、smart keynoteで打って下の行に移動しようとしたときに、キーボードの方向キーを押すと、カーソルではなくブラウザとして下まで移動してしまうんです。
だから、カーソルを動かすためにはその度に画面を触って動かさないといけません。
これが、まぁ!ストレス!!
ついついパソコンみたいに方向キー押したら画面が下に動いて、キー!!!ってなる笑
iPad Proをストレスなく使うためには、ショートカットキーなどをフル活用してできるだけ画面に触らないことが作業効率アップにつながります。
だから、iPad Proでブログを書くためにテキストエディターという文章を書くためだけのアプリを買いました。テキストエディターで検索するといろんなエディターが出てきます。
有名なところでいうと、UlyssesやiA Writer、Bearなどがあります。
1番評判がいいのはUlysses。ただし値段が3000円とけっこうします。
その次に評判が良かったのがiA Writerです。値段は480円と親切価格。
僕は値段に惹かれてiA Writerを使っています。この文章もiA Writerで書いてます。
Ulyssesの機能などには憧れますが、iA Writerでも十分ブログは書けます。
今回はテキストエディターの詳しい紹介はしませんが、ブラウザから更新していたWordPressもテキストエディターを使うことで問題なく更新することができます。
アプリがあれば悩みは解決される
ここまで読んで気づかれたかもしれませんが、iPad Proの悩みの多くはアプリがあれば解決できます。 逆にいうとアプリがないと結構ツラいです。
iPad Proにできないこと
次は、アプリがなかったりなどの理由で僕がiPad Proに望むことをやめたことを紹介します(正確には僕が解決策を知らないだけかもしれませんが・・・)
パソコンのような操作感
iPad Proは画面を触って操作をするので、マウスとかトラックパッドがありません。iPad Proを使うためには、この部分を乗り越えないといけません。
なので、あなたがパソコンを使うときにマウスとかないとキツいと感じるのであれば、ストレスになると思います。
僕は元々、ショートカットキーが好きでパソコンを使うときも極力キーボードから手を離さずに操作をしてたのでそれほどストレスではなかったのですが、それでもマウスが必要な作業とかは当然あるので、そこは諦めました。
具体的には、keynoteとかPowerPointの資料作成です。
ここら辺の作業は流石に無理です。できなくもないですが、パソコンでやる方が断然早いです。
だから、マウスを多く使う作業は基本的にiPad Proでやることは諦めました。
USBが挿せない
iPad Proはパソコンに近い作業ができると言っても、パソコンではありません。当然USBも挿せません。だから、仕事でUSBからデータを受け渡しすることが多い人はキツいでしょうね。
僕はクラウドでデータ管理しているので、USBを使うことはほとんどなく、ここはそれほど心配していません。
でも、何かの時に「データ渡すわ」って言われてUSBをさらっと渡されたらどうしようとは思ってます笑
※MBTORAさんに教えていただきました!MBTORAさんありがとうございます!!
メモリーカードだけじゃなくて、USBも挿せるタイプだとこの問題も解決できますね。
↓こんな感じのやつです。
パソコンではないことを認識する
さきほども言いましたが、iPad ProはiPadです。パソコンではありません。ここをしっかりとわかっておかないとストレスが溜まります。
パソコンとiPhoneの間くらいにあるのが、iPad Proです。
しかも、どっちかというとiPhoneに近いくらいです。
ここは理解しておかないとキツいですね。
iPad Proでしか得れないこと、満足していること
パソコン代わりの期待をしているiPad Proですが、iPad Proでしか得れない感動や満足したこともたくさんあります。
最後にそれを紹介します。
Applepencil最高!!
iPad Proでしか得れないこと、それはApple pencilです。
Apple製品でもApple pencilが使えるのはiPad Proだけです。
このApple pencilは、文房具好きをも唸らせるレベルのアナログアイテムです。
デジタルの世界にアナログをぶち込んできた最高のアイテムです。
Apple pencilを買ってから紙を使うことがほとんどなくなりました。
全部、iPad Proで書いてます。しかも全部データとしてEvernoteに残しているので、何度でも見直しができます。
僕は結構頭に思うことを書き出すことが多くて、何かあればマインドマップを書きます。
それをiPad Proを買ってからは全部iPad Proでやってます。
しかも、デジタルだから枚数を気にする必要もないし、すぐ消せるし、前に比べてマインドマップを書くことが増えました。
手元に紙とペンがあっても書く場所がないと書けないことって多いのですが、iPad ProならApple pencilが一緒にあればiPad Proが硬いから極論立っても書けるし、布団で寝転んでいても書けます。
書き心地もストレスがないので、Apple pencilはめっちゃ感動しました。
起動が爆速
iPadには起動という概念がないので、ちょっと何かしようと思っても起動する待ち時間がありません。
Macも全般起動が早いのですが、それでも起動時間があるのは事実。
iPad Proは起動時間はほぼゼロ。
すぐアクションを起こせるので、パソコン立ち上げるのめんどくせぇみたいなことがなくなります。
めちゃめちゃ軽い
さっきも言いましたが、本当に軽いです。日帰り出張とかならiPad Proとsmart keyboardとApple pencilのセットでノートも充電器もルーターも何もいりません。
今までパソコンを持っていかないような時でも「とりあえずカバンに入れとくか」と思える軽さです。
生産性が上がる
iPad Proを買って思いましたが、パソコンを使っている時より生産性が上がっている気がします。思いついたらすぐに文字を書き出したりとかできるので、後回しにしていることが減りました。
あとメインパソコンの横にiPad Proを置いて、iPad ProでPDF資料見ながらパソコンで資料作成みたいなこともできるので生産性は上がります。
これはパソコン2台持ちの時ではできなかったことですね。
どんな人にiPad Proをオススメできるか?
メインパソコンを持っていてサブパソコンも使っている人
簡単にいうと僕と同じような環境の人で悩んでいるなら買ってもいいんじゃないでしょうか?
iPad Proでサブパソコンでできないこともできるようになるし、iPad Proでできないこともメインパソコンがあれば解決します。
学生
それこそiPad Proがあればパソコンなんていらないんじゃないでしょうか?
学生なんてスタバでドヤ顔してMacBook Pro使ってるけど、SNSしてるだけでしょ?(偏見)
だいたいMacBook Proって、多くの人にとってオーバースペックだと思うんですよね。
学生とか本当にMacBook Proじゃないとできないことをしているのか疑問です。
iPad ProのCM見ていて本当に学生のために作ったんじゃないかと思うくらい学生にはオススメですね。
ライトブロガー
画像もそれほど使わない、文字書くことが多いブロガーとかもiPad Proでほぼ完結できるのではないでしょうか?
pixelmatorってアプリ使えばアイキャッチ画像くらい簡単に作れるし、画像サイズも変えれるからライトブロガーはいけると思います。
※実際にこの記事は書くのも、画像加工、圧縮(全部100KB以下にしてます)まで全てiPad Proで完結させてます。
ただ、わかりやすいように自分で図とか作る人はちょっとつらいですね。
僕も図とかブログに入れますが、それはパソコンで作りますし。
買ってよかったiPad Pro
いや、軽い気持ちで書こうと思った記事ですけど文字数8000文字くらいの超大作になりました。ここまで読んでくれている人います?笑
正直、iPad Proを買おうと思ってから実際に買うまでめちゃめちゃ悩んだんです。
悩んでいた1週間の間、仕事をしていても、隙あらばAppleのサイトでスペックとか見て、毎日iPad Proと検索して新しいニュース記事ないかチェックしてました。
おかげで2つほど好きなブログも増えました笑
Appleの公式サイトから買えば2週間までなら返品もできるので、買ってから判断しようと思って買ったんですけど、買って本当に良かったです。
ただ単純にパソコン代わりというわけではなくiPad Proの良さもあるし、これから秋にはiOS11が出ればiPad Proは更に進化します。
個人的にはiOS11が出れば、いろんなアプリもiPad Proに合わせて使えるように変わっていくのはないかと思っています。
今の時点で十分満足していますが、よりパソコンのように使えるようになれば願ったり叶ったりです。
久しぶりにいい買い物をしたなというのが正直な今の気持ちです。
僕も散々悩んだ末にiPad Proを買ったので、この記事が少しでも悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。