たった1,980円でお金にもっと詳しい人になりませんか?詳細はこちら>>

投資信託の選び方は本当は超簡単!4ステップで選ぶだけ!

2018年時点で投資信託の数は約6000本あると言われています。その中から自分にあった投資信託を一つ選ぶのは、初心者の人にとっては非常に難しく感じますよね。

しかし、実際に選んで良い投資信託は200本もありません。考え方さえ理解できれば、良い投資信託と悪い投資信託をすぐに見分けることができるようになります。

この記事では、どうやって投資信託を絞り込んでいけばよいのか?を以下のステップごとに説明していきます。

  • STEP1
    投資対象を選ぶ
     投資信託と一言に言っても種類があるので、その中からどこに投資したいかを選びましょう
  • STEP2
    ファンドの種類を選ぶ
    投資信託にはアクティブファンドとインデックスファンドの2種類があるので、どっちにするのかを選びましょう
  • STEP3
    ファンドの規模を見る
    ファンドの規模は、投資信託の命のようなものです。
  • STEP4
    手数料を見る
    消費者にとって手数料は大切です
  • GOAL
    投資信託選びが終了!
    これであなたも投資をスタートすることができます

投資信託を買ってみたいけれども、どうやって選べばいいかわからないという人は、ぜひ最後まで見てくださいね。

投資対象を選びましょう

投資信託の投資対象は様々です。日本の株式に投資する投資信託もあれば海外の株式、不動産などに投資したりすることができます。ですので、まずはあなたが『何に』投資したいのか?を考える必要があります。

代表的な投資対象はおおよそこんな感じです。

  • 日本株式
  • 海外株式
  • 日本債券
  • 海外債権

債券とは?

債券とは国債などのことです。国債は、国の借金ですね。日本の国債で考えると、日本が100万円10年間貸してほしいとお願いをされ、あなたがYESの返事をすると債券という「借用書」をもらうことができます。あなたがこの借用書を持っていれば、年に1度利息をもらうことができますし、満期(つまり10年)が来れば貸した100万円は返ってきます。もし、途中で要らなくなったら誰かに売ったりすることができます。

感覚でいうと、定期預金に近いですね。

投資対象が無くならない限り元本は返ってくるので、株式に比べるとリスクもリターンも低いです。

とはいえ、アメリカのように経済的に安定した国とギリシャのように不安的な国では安全性が異なるので、アメリカの国債よりギリシャの国債の方がハイリスク・ハイリターンとなります。

MEMO

あなたも経済破綻しそうな国にお金を貸すなら、安全と思えるアメリカより利息が多くもらえないと貸したくないですよね?そういう感覚で認識できれば大丈夫です。

このように投資対象によってリスクとリターンは異なりますが、単純に比較するとこんなイメージです。

では、今回は日本株式を例にとって話を進めていきましょう。

モーニングスターを使って条件無しで投資信託を検索すると5062本の投資信託がヒットしました。

ですが、日本株式に絞り込むことで712本まで減らすことができました。

モーニングスターさんの検索システムを使わせてもらいました

このように『投資信託を買う』と考えるより、まずは『何に投資したいか』を考えてください。

インデックスかアクティブのどちらがいいか?

投資信託の種類は2種類あって、アクティブファンドとインデックスファンドのどちらに分類することができます。

どのような違いがあるのかというと・・・

  • アクティブファンド・・・ベンチマークに勝つことが目標
  • インデックスファンド・・・ベンチマークと同じ結果を出すのが目標

ベンチマークとは?

ベンチマークとは、簡単に言うと目標です。日本株式の場合、日経平均株価かTOPIXのどちらかが多いです。

ベンチマークを詳しく知りたい人は

このベンチマークよりいい結果を求めるのが、アクティブファンドです。日経平均が今年10%の上昇をしたなら、アクティブファンドは15%上昇しようと考えるのですね。

インデックスファンドはベンチマークと同じ結果を求めるので、日経平均が今年10%の上昇なら、インデックスファンドも10%の上昇を目指します。

これだけ見ると、アクティブファンドの方が良さそうに見えますが、アクティブファンドは良い結果を出すために努力をしないといけませんので、その分手数料が多く必要になります

実際に平均値で見ると、アクティブファンドの信託報酬の平均は1.3%、パッシブ(インデックスファンドのこと)の平均である0.56%の2倍以上となっています。

引用元 投信の「本当のコスト」に注意 信託報酬の4.2倍も

アクティブファンドはコストが高いのですが、ここで覚えておきたいのはコストが高いからと言っていい結果が約束されているわけではないということです。

実はコストの低いインデックスファンドより結果が出せないアクティブファンドが多いということが過去に証明されています。

アクティブファンドの歴史

アメリカでも多くの検証結果が出ているのですが、今回は日本で検証されたデータを使います。今回使うのはみずほ年金研究所のデータです。

このデータでは2004年〜2008年の5年間でアクティブファンドとインデックスファンド合わせた168本の結果を検証しています。

168本の内訳
  • アクティブファンド 149本
  • インデックスファンド 18本
  • 絶対リターン戦略 1本

コストの分だけベンチマークに負けている

まず、アクティブファンド149本がベンチマークであるTOPIXと比較してどうだったのかを見てみましょう。

対ベンチマーク 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 5年間通算
プラス
113 115 61 57 35 73
75.80% 77.20% 40.90% 38.30% 23.50% 49.00%
マイナス
36 34 88 92 114 76
24.20% 22.80% 59.10% 61.70% 76.5 51.00%
TOPIX(配当込み) 1.42% 47.85% 0.29% -28.05% -34.78% -6.73%
ファンドのパフォーマンス単純平均 4.81% 53.73% -2.76% -28.31% -36.87% -6.83%

この表は、各年にプラス(マイナス)になった投資信託がいくつあったかをみることができます。2004年だったら、プラスの投資信託が113本あったということですね。

そして、下2行がベンチマークであるTOPIXとアクティブファンド149本の平均の結果を比較したデータです。

ファンドのパフォーマンスの5年間の平均はマイナス6.83%でした。ベンチマークであるTOPIXはマイナス6.73%でした。

つまり、アクティブファンドはベンチマークであるTOPIXにマイナス0.1%負けているということになります。

しかも、このデータは投資信託のコストを引く前のデータです。

アクティブファンドは特徴としてコストが高いんでしたよね?ということは、コストがかかっているので本当はもっと悪い結果だということになります。

勝てるアクティブファンドをどうやって選べばいいのか?

さきほど確認したのは平均のデータでした。平均とはどちらか(良い方か悪い方)のデータに引っ張られるので、良い結果を出していたファンドのみに注目してみましょう。

2004年〜2008年の5年間で通算成績が良かった上位5位までのアクティブファンドの各年の成績を見てみたいと思います。

下の図を見てください。

通算順位 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
1位 81位 168位 117位 1位 1位
2位 5位 165位 134位 10位 3位
3位 53位 166位 118位 3位 2位
4位 16位 4位 94位 36位 64位
5位 17位 162位 3位 21位 4位

5年間で通算成績が一番良かった投資信託は、2004年から順番に81位→168位→117位→1位→1位となっています。

2007年と2008年は1位と素晴らしい結果ですが、2005年位は全ての投資信託の中で最下位の結果となっています。

他の投資信託も一貫して良い成績を出しておらず、結果はバラバラです。

これじゃ、いいアクティブファンドをどうやって見つけたら良いかわからないですよね。最下位になった投資信託がまさか1位になるなんて思いもしないでしょう。

このデータでわかることは2つです。

  1. アクティブファンドはインデックスファンドに負ける傾向がある
  2. 勝てるアクティブファンドを見つけるのは難しい

特に勝てるアクティブファンドを見つけるのは至難の業ですので、こう考えましょう。

アクティブファンドを使うのは、目利きの技術が必要。それができないならインデックスファンドを利用するのがベター

モーニングスターでインデックスファンドのみで検索をかけると、123本まで絞り込むことができました。今回はインデックスファンドで絞り込みして説明を続けますね。

最後は、この中で自分に合う商品を絞り込んでいきましょう。

ファンドの規模(純資産)と手数料を見る

まずはファンド規模(純資産)で絞り込む

インデックスファンドは基本的には運用する期間(信託期間)が無期限となっていることが多いです。とはいえ、人気のないファンドはお金が集まらず運用難に陥り、途中で償還する(商品がなくなる)ことがあります。これはできる限り避けておく必要があります。

これはファンドの『純資産』というところをチェックしましょう。純資産とは集めたお金の金額です。絶対安全というラインはありませんが、一つの目安としては100億円です。

補足

いい商品であっても、出たばかりのときはお金が集まっていないので純資産が100億円以下のこともあるので、あくまでも目安だと思ってください。

これもモーニングスターで絞り込み検索ができるので、100億円以上で検索すると35本まで絞り込むことができました。

この中には、日経平均をベンチマークにしている投資信託もTOPIXをベンチマークにしている投資信託もあるので、それも絞るとかなり絞り込めます。検索で絞れませんが、名前に225と入っているのは日経平均だし、TOPIXと入っているのはTOPIXをベンチマークにしているということがわかります。

最後は手数料で比較

ここまでくれば、あとは微々たる違いしかない投資信託ばかりです。理由はシンプルです。

ここに残っている投資信託はインデックスファンドですよね。このインデックスファンドはベンチマーク連動を目指しているわけですが、同じベンチマークの投資信託Aも投資信託Bも似たような結果になるはずです。

では、実際絞り込んでいきましょう。

信託報酬の安い順に並び替えると、最安は0.17%、最高で0.86%ということがわかります。

上位5位の中であれば、どれでも失敗はないので、上位から気に入る投資信託を選ぶと良いと思います。信託報酬も最近ではかなり下がってきたので、0.2%前後が日本株式の場合の目安でしょう。

実際に同じTOPIXをベンチマークにする投資信託の2つを比較しても、大差はないですよね。だから、どっちでもいいと思いますし、ここまでくれば好みか、「えいやっ」で決めてください。

引用元 モーニングスター

まとめ

いかがでしたか?

こうやってステップごとに考えていくと、そんなに難しくなかったですよね。今回説明したのは日本株式でしたが海外株式も同じように絞り込んでいくと選択することができるので、ぜひやってみてくださいね。