【書評】池上彰のやさしい経済学

【書評】池上彰のやさしい経済学

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

今日は、『池上彰のやさしい経済学』(池上彰 著)の書評を書かせていただいます。

世界一、簡単に経済学を理解できる

世の中には、「超簡単」とか「世界で一番やさしい・・・」とか「だれでもわかる・・・」などのタイトルの本が多く出ていますが、おそらく池上彰さんより簡単にしっくりくる説明をできる人はいないでしょう。

そんな池上彰さんが経済学について簡単に説明をしています。

京都造形芸術大学での講演が本へ

そもそも、この本は京都造形芸術大学での講演を活字にしています。
京都造形芸術大学とは、芸術系の学校ですから経済学に全く興味のない子たちです。
そんな子たちに本当にわかりやすく説明をしているので、経済に興味がある人だったらスラスラ読める内容です。

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]もちろん、興味がなくても読めるくらい簡単に説明されています[/voice]

また、トップの写真で見てわかるように2冊に分かれています。

  • 池上彰のやさしい経済学 ①しくみがわかる
  • 池上彰のやさしい経済学 ②ニュースがわかる

池上彰のやさしい経済学 ①しくみがわかる

1冊目では、経済学の基本となる「機会費用」や「希少性」や「合理的経済人」などの考えを簡単に説明し、そもそも貨幣の成り立ちなどの話から始まります。

僕は貨幣の成り立ちの話で、日本は昔は稲をお金の代わりに使っていたから、未だに「値段(だん)」や「値打ち(うち)」などに「」といういう言葉が入っているということを知りました。

同じく、中国では貝をお金の代わりにしていたから、買い物の「」、貴重の「」、財産の「」、資本の「」、貧しいの「」、このようにお金にまつわる言葉にはすべての漢字が入っています。

おもしろいですよね。
お給料のサラリーは、かつて古代ローマでお給料で配給されていた塩(ラテン語で「サラリウム」)から来ているそうです。

歴代の経済学者も学んでおこう

そのあとは、歴代の経済学者の話が続きます。

アダムスミスからマルクス、ケインズ、フリードマンと有名な経済学者について、ざっくり説明されていて、かつ読んだ人は他人に説明できるまでのクオリティーで書かれています。

池上彰のやさしい経済学 ②ニュースがわかる

ここでは、

  • インフレとデフレ
  • バブルがなぜ生まれたのか?
  • リーマンショックはなぜ起きたのか?
  • 中央銀行の役割
  • 年金制度について
  • 戦後の日本の発展について

このようなことが書かれています。

有名なことわざで「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」というものがあります。

先人が残してくれた知恵というのは書籍という形で残り、体験するまでもなく知識として知っておくことができます。

ガソリンは飲めないなんて、飲まなくても知っていますよね?
なんでも経験をしていては時間が足りません。
僕たちは、時間を使って過去に起きたことを学び、これからに生かしていくべきなのです。

そういう意味では、「②ニュースがわかる」は非常に面白いです。

まとめ

ある程度、知識のある人であれば物足りないと思いますが、経済について知りたいと思った人にとっては最適な本ではないでしょうか?

個人的には過去の経済学者の考えを知ることは非常に大切だと思います。
本書の中で「経済学とはその時代の問題に応じた処方箋なのです」と池上彰さんは言われています。

まさしくそうだと思います。
経済学は、とっつきにくい学問ではありますが僕たちの生活に非常に密着した問題をテーマにしています。
知っていて損はない学問ですので、これを機に読まれてはいかがでしょうか?

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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