遺族年金の金額知りたい人必見!!5分で誰でも計算できる方法を教えます

遺族年金の金額知りたい人必見!!5分で誰でも計算できる方法を教えます

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

みなさんは生命保険に加入するときに自分の遺族年金がいくらもらえるのかを知ってから死亡保障額を計算していますか?

計算が難しそうでわからないし、保険屋さんに任せっぱなし・・・なんてことないですか?

実は、めちゃくちゃ簡単に遺族年金額って計算できるんですよ
必要な道具は「ねんきん定期便」と「電卓」だけでOKです。

今回は、そんな「超簡単!!遺族年金計算法」をお伝えします。

遺族年金とは?

あなたは、毎月お給料から年金保険料が天引きされているかと思います。

その保険料は、老後に受け取る年金である「老齢年金(ろうれいねんきん)」以外にも、亡くなったときに受け取ることができる「遺族年金」、障害状態になったときには「障害年金」と3つのリスクをカバーする保障が含まれています。

つまり、老後のためだけの保険料ではないということですね。

今回は、亡くなったときに受け取れる遺族年金について詳しく見ていきます。

サラリーマンの場合、厚生年金に加入していますので、国民全員が加入する「国民年金」とサラリーマンが加入する「厚生年金」の2つから遺族年金を受け取ることができます

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]このあたりの名前は理解しなくても大丈夫です。
2つもらえるんだなーって理解していただければ問題ありません。

もし、年金について詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。
年金の基本のキ!自分はどの年金がもらえるのかを確認しておこう[/voice]

では、それぞれどれくらい受け取ることができるのかを見ていきましょう。

 遺族基礎年金

遺族基礎年金を受け取る場合には、いくつかの条件がありますが一番重要なポイントは子どもが居てることです。

例えば、夫婦と子どもが1人の家庭でお父さんが亡くなれば、遺族基礎年金は支給されますが、夫婦だけで子どもが居ない家庭であれば遺族基礎年金は支給されません。

受取額

受取額は以下の通りです。

年金額
(平成27年4月分から)

 780,100円+子の加算

子の加算 第1子・第2子 各 224,500円
第3子以降 各 74,800円

  • (注)子が遺族基礎年金を受給する場合の加算は第2子以降について行い、子1人あたりの年金額は、上記による年金額を子供の数で除した額。

引用元 日本年金機構 遺族基礎年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)

例えば、奥さんと子どもが1人残された家庭の場合は・・・

「780,100円+224,500円」となり年額1,004,600円を受け取ることが可能です。

遺族基礎年金は、子どもの数で支給額が決まりますので簡単に計算することができますね。

遺族厚生年金

遺族厚生年金は、子どもがいない妻にも支給されます。

こちらも色々と条件はあったりするのですが、簡単なイメージとして遺族基礎年金より受給範囲が広いと覚えてください。

受取額

遺族厚生年金は、厚生年金額の3/4を受け取ることができます。

しかし、厚生年金額は今まで払ってきた保険料によって受け取れる金額が変わります。

また、払う保険料もお給料によって変わるため、遺族基礎年金のように、すぐわからない仕組みになっています。

じゃあ、どうやって計算するの?って、なるのですが、ここで「ねんきん定期便」の出番です。

ねんきん定期便
ねんきん定期便は、こんなハガキです

ねんきん定期便とは、毎年誕生月に送られてくるハガキなのですが、ここに今までの加入に応じた年金額が記載されています。

[aside type=”warning”]50歳未満のみ。50歳以上は見込み額となります。[/aside]

具体的には、ねんきん定期便の「これまでの加入実績に応じた老齢厚生年金額」をチェックしてください。

ココをチェック!!
実際には数字が書いてます

すると、そこには今までの払った保険料に応じた厚生年金の金額が書かれています。

この金額を使って計算していくのですが、年金の加入している期間が25年未満の人は少し待ってください!

25年のみなし加入措置がある

遺族厚生年金には、特別なおまけが付いています。

それは、年金に加入している期間が25年未満の人が亡くなった場合は、特別に25年加入していたとみなしてあげるよ、という措置があります。

つまり、7年しか加入していない人は+18年おまけしてくれるということですね。

加入月数はここで確認!!

加入月数確認場所

したがって、遺族厚生年金の概算額を知る計算式は以下のようになります。

「これまでの加入実績に応じた老齢厚生年金額」÷加入月数×300ヶ月(25年)×3/4

例えば、老齢厚生年金額が40万円で20年加入していたら・・・

40万円÷240ヶ月(20年)×300ヶ月(25年)×3/4=37.5万円

さっきの奥さんと子ども1人残して亡くなった家庭であれば・・・

  • 遺族基礎年金 年額1,004,600円
  • 遺族厚生年金 年額37.5万円

合計1,379,600円となり、1ヶ月あたり約11.5万円を受け取れることになります。

まとめ

いかがでしたか?

遺族厚生年金だけが少し計算しないといけませんが、「ねんきん定期便」と「電卓」さえあれば、5分もかからず自分の家庭の遺族年金の金額を知ることができます。

これをもとに保険で用意する死亡保障を考えてみましょう。

例えば、年金額15万円の収入保障保険に加入していたら、先ほどの家庭であれば・・・

  • 遺族年金   月11.5万円
  • 収入保障保険 月15万円

合計すると、月26.5万円です。
さらに奥さんが働くことができて月10万円の収入があれば36.5万円です。

これで子どもと二人で生活するのに困らなければ、あとは教育費を考えればいいだけです。

家をすでに買っている人であれば、団体信用生命保険に加入しているでしょうから今後は家賃も発生しませんし、十分かもしれません。

しかし、遺族基礎年金は子どもが18歳になるまでしか支給がなかったりしますので、それらも加味する必要があります。

そういった点では、ライフプランを作ってから死亡保障を考える方が間違いはないので、もしライフプランも考えながら死亡保障も計算したいという場合はご連絡くださいね。

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「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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