ベンチマークに勝てるアクティブファンドを選べない理由

ベンチマークに勝てるアクティブファンドを選べない理由

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

一般的には、消費者はベンチマーク以上の結果を出すアクティブファンドを選ぶことは難しいと言われています。
これはなぜでしょうか?

多くの消費者は、ランキング上位のファンドを選ぶ

みなさんがアクティブファンドを選ぶ際には何を基準にしますか?
おそらく、多くの方が過去の実績ではないでしょうか。

アクティブファンドを利用する人は、短期的な利益を望んでおり、多くの人はランキングの上位にあるアクティブファンドを選ぶ傾向があります。
反対にランキング外のアクティブファンドは注目されにくいということでもあります。

では、ランキングに入っているファンドは今後もいい結果を出してくれるのでしょうか?

残念ながら、過去を見る限り、その通りではありません。

これについては非常に面白いデータがありますので、アクティブファンドの運用結果を調査したみずほ年金研究所のデータを見てみましょう。

平均はインデックス以下の結果となっていた

まず、同調査では日本のアクティブファンド149本を2004年〜2008年の5年間でベンチマークに勝っているかどうかを調べています。

同調査によると、信託報酬控除前の成績で5年間の通算で市場平均を上回ったのは、たった49%でした。
この時点で、半分が脱落です。

5年間の信託報酬控除後の平均成績は市場平均以下という結果となっています。
つまり、ほとんどが平均点以下となったわけです。

『いや、待てよ!それは平均だろ?勝ち続けているファンドもあるだろ?』という声が聞こえてきそうなので、ランキングの上位のファンドの結果を見てみましょう。

最高のファンドは過去には最低の成績

同調査ではインデックスファンドを含む、168本のファンドにランキングをつけているのですが、2007年と2008年のリターンが1位だったファンドがあります。
これは素晴らしい成績です。

2006年以前もベンチマークに勝ち続けていたファンドなのかと思いきや、2004年は81位、2005年は168位、2006年は117位という散々な結果となっています。
特に2005年は168位と全ファンドの最下位です。
どうやって、このファンドが2007年と2008年に勝つファンドとして見つけ出すことができるのでしょうか?

他にも2004年には全体の4位だったファンドも2005年には165位です

これからわかるようにランキング上記のファンドは、今後も上位であり続ける保証などどこにもないのです。

まとめ

このようにランキングを見てファンドを選ぶことは、意味がないと言っても過言ではないくらい将来のリターンを約束しません。

時期に応じてアクティブファンドを使い分けるという考え方もあるかもしれませんが、それはつまりマクロ経済を見て投資をするということになります。

マクロ経済で投資判断をすることは非常に難しい行為ですので、それだけの技術があれば個人で個別株に投資をした方が信託報酬もかからず、良いと思います。

インデックスに勝つアクティブファンドはかならず存在しますが、それを見つけ出すのは非常に困難だということが今回の記事でわかってもらえたかと思います。

投資信託の選ぶ際に参考にしていただければと思います。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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