奨学金と『アリとキリギリス』の関係するところ

奨学金と『アリとキリギリス』の関係するところ

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

昨日の記事で、奨学金について触れようと思ったのは、先日、Yahoo!ニュースで延滞者17万人「奨学金」に追い詰められる若者たちというニュースを読んだからでした。
今回は、そのニュースを読んだ感想なども書いてみたいと思います。

延滞者17万人「奨学金」に追い詰められる若者たち

ここでも触れられているのですが、やはり返済できない人たちの多くに共通するのは利用するときに「借金という感覚がない」ということではないでしょうか?

僕も、奨学金の講演をさせていただきますが、このときに借金だということを口酸っぱく言っています。
講演でもお伝えするのですが、奨学金が借金だということを伝えてあげることができるのは、周りの大人であり、保護者の方しかいないと思うのです。

しかし、残念なことに保護者の方の中には無関心な人も少なくありません。
また、僕が一番驚くことは教員が奨学金について無知だということです
生徒と一緒にいれる時間が親の次に多いであろう教員が奨学金について、正しく理解していません。
これでは誰が生徒に奨学金が借金だということを伝えてあげられるのでしょうか?

奨学金の問題解決として、給付型の奨学金の拡充も言われていますが、給付型の奨学金を利用する多くは勤勉な生徒でしょう。
これでは根本的な解決にはならないと思います。

そもそもリーマンショック以降、進学率が高くなっていることが返済できない人数が増えている要因でもあります。
今までは高校を卒業して働いていた層までも進学しているということですね。

やはり、奨学金を利用する上でリスクをしっかりと生徒と保護者が理解するということが一番大切なのではないかと思います。
そのためには、学校の先生はもっと奨学金の知識をつけていただきたいと思います。

アリとキリギリス

皆さんは、アリとキリギリスという童話はご存知でしょうか?
おそらく多くの方は知っていると思いますが、簡単にまとめると以下のとおりです。

勤勉なアリと遊び人のキリギリスがいて、夏にせっせと餌を溜め込んだアリに対して餌を溜め込まなかったキリギリスは冬を越せずに亡くなるというお話です。

なぜ、いきなりこんな話をしたかというとアリの残忍さは日本人を表していると思うからです。
もう少し詳しく考えていきましょう。

日本人に聞くと、間違いなく多くの人が自分をアリと答えるでしょう。
では、アリが残忍だと言った理由はなんなのかと言いますと、イソップ物語のもともとのストーリをみるとわかります。

今じゃ童話も現代風に置き換えられて、本来の意味を失っているのですが、イソップ童話のとおりであればキリギリスは冬にアリに餌をわけてくれと言いに行ったそうです。

すると、アリはキリギリスに『なぜ夏に餌を貯めておかなかったのか?』と問います。
キリギリスは『歌を歌っていたから暇がなかった』と答え、それに対しアリは『夏の間は歌ったんだったら、冬の間は踊ればいいんじゃない?』と言ったそうです。

この弱者に手を差し伸べないのは、日本国民に近い部分があると思います。

日本人には、弱者救済の考えが少ない

日本人は、弱者への風当たりが強いと常々感じます。
奨学金の話になると顕著で、『借りたものを返すのは当たり前』『借金を踏み倒せると思ってんじゃない?』などのコメントがネットのコメント欄でも多くを占めます。

質の悪いヤフコメだけではなく、他のサイトでも同様だったので国民全体の意見なんだろうと思うのですが、それでは正論すぎて議論になりません。

成熟した社会ではセーフティーネットが必要で、そのための議論が必要なのですが日本は議論が全然できずなかなか前に進んでないと感じます。

アリとキリギリスの童話のように弱者を切り捨てるだけでは社会は成り立たないと思うので、社会全体でもっと奨学金について深い議論が出てくればいいのになぁと思います。

Yahoo!ニュースを読んで、そんなことを考えていました。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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