貯蓄型保険のメリットとデメリットまとめ

貯蓄型保険のメリットとデメリットまとめ

こんにちは、井上FP事務所の井上です。

いきなりですが、日本人は生命保険が大好きです。
公的な健康保険がないアメリカの保険加入率は78%で、日本の保険加入率は約90%と非常に高い加入率となっています。

このように日本人には保険が好きな人が多いのですが、全ての保障を保険で用意するべきなのでしょうか?

今回は、保障と貯蓄を兼ね備えた「終身保険」や「養老保険」などの貯蓄型の保険についてメリット、デメリットを見ていきましょう。

終身保険、養老保険とは?

簡単に言うと、貯蓄性のある保険です。

[voice icon=”https://www.fpinoue.com/wp-content/uploads/2015/05/nigaoemaker.png” name=”井上FP” type=”l”]詳しく知りたい方は死亡保険の基本の形であるこの3つは覚えておこう。をご覧ください。[/voice]

まずはメリットから見ていきましょう。

メリット

保障と貯蓄を兼ね備えている

死亡保険とは定期保険や収入保障保険のように掛け捨てが一般的です。
しかし、「掛け捨てはもったいない」と考える人もいます。

そんな方のニーズに応えて、死亡保障を用意して、かつ掛け捨てにはならない貯蓄性のある死亡保険が存在します。
このように「掛け捨ては嫌だ」と思う人にとっては貯蓄性のある保険は魅力的ですね。

元本の保全性が高く、定期預金などより貯蓄性が高い

世の中には、怖くて投資なんてできないという方もおられますが、そういった方でも当然ながら少しでも利率のいい預け先などを探しています。

そういった方には、貯蓄性のある保険は非常に適していると言えます。

元本保障ではありませんが、元本の保全性が高く、預金と比べて積立利率がよいため、投資が苦手な方には魅力的な商品です。

つまり、
預金<貯蓄性のある保険<投資商品(株式や投資信託など)
ということですね。

デメリット

途中解約すると元本割れの可能性がある

貯蓄型の保険商品のほとんどは、途中解約してしまうと元本割れします。
このため、加入すると満期や払い込み終えるまで解約に制限ができてしまいます。

死亡保障額の見直しにくくなる場合がある

貯蓄型の保険が500万円程度までであれば、この問題は気にする必要はありませんが、1000万円単位で保有している人の場合、死亡保障額が過剰になっていたとしても解約することが難しくなります。

解約が難しい理由は、元本割れの可能性があるからですね。

実際に相談者の方で1000万円の終身保険を2本保有されていましたが、ご自身の必要保障額は1000万円も必要ありませんでしたので、過剰な保障を無駄に用意していたことになります。

資産形成には不向き

もし、あなたが資産形成として投資信託や株式などを検討している候補の中に貯蓄型の保険が入っている場合は、すぐにリストから外しておいてください。

理由は簡単です。
貯蓄型の保険は、死亡保障も用意しているので運用効率は下がります。

例えば、全体を100とするのであれば、貯蓄性のある保険は「死亡保障50:資産形成50」のような仕組みです。
投資信託などは「資産形成100」のような仕組みですから、どちらが資産形成目線から見て優れているかは一目瞭然ですよね。

メリットでも挙げましたが、投資商品が選択できない人にとっては良い選択ですが、投資商品を選ぶリスク許容度があるのであれば、素直に投資商品を選んでおきましょう。

経費率も割高

近年、低コストのインデックス投信が次々出ていく中で、貯蓄型の保険は実は高コストです。
特に外貨建ての終身保険などは、高いコストを支払うことになります。

米ドル建ての保険商品では、ほとんどの場合、自分で米国債を購入して保有したほうが利率は高くなります。

まとめ

保険で資産形成をすること自体は悪いことではありませんが、資産形成という観点から見ればやはり見劣りする金融商品です。
何度も言いますが、保障も用意しているからですね。

どの商品でもメリットとデメリットはありますので、自分にとってベストな選択は何かを知ることが大切です。
自分の価値観に沿って選択をしてくださいね。

「元役者」という異例の経歴をもつファイナンシャルプランナー。
現在は役者時代に培った経験を生かし、講師業を中心に活動。200人以上の確定拠出年金の運用相談の実績がある。

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